今日のおつまみ何にする?

-野菜、高いですね-

 

2017年から18年にかけて冬の野菜の値段が高騰していますね。

 

安定した生産形態があるキノコ類などはそれほどでもありませんが、キャベツ、白菜、ネギなどの葉物野菜の価格高騰は、この近年ではトップクラスではないでしょうか。

 

近所のスーパーを覗いても、白菜(1/4)の値段が169円。単純計算をすると、一玉676円です。これはひどい。しかもサイズは小さく中もすかすか……。とても買う気にはなれません。

 

価格高騰の原因は10月の天候不良による日照不足だそうで仕方がないことですが、野菜を積極的に摂る我が家にとってはかなりの痛手です。

 

冬は鍋をつまみに日本酒をきゅっと煽るのが楽しみなため、問題はさらに深刻です。

 

それでも鍋は食べたい。休日にいざ、妻と御用達のスーパーへ。カートにかごをセットし、準備はOK。

 

98円のしめじ、100円のえのきをかごへ投入した後、1パック298円の椎茸をかごへ入れようとしたところ、我が家の財務省からNGが出たためもとの場所へ丁寧に返却。次に問題の白菜を手に取ると、やはり財務省が眉間にしわを寄せていたのでこちらも黙って返却。葉物は諦めました。

 

しかし、妻には秘策がありました。白菜もネギも高く、たまに代用していた大根も高い。こんなときの救世主は……そう、もやしです! 1袋22円はなんてありがたい価格なのでしょうか。しかも安定した安値で毎日提供されているので、家計の強い味方です。二袋をかごへ投入。

 

それから398円の豚バラ肉と、3パック98円の豆腐を買い込み家路へ。

 

我が家の鍋は9割が水炊き鍋です。今夜も切った野菜をだし昆布が入った鍋に投入して準備完了。

 

正直に言うと、鍋を食べるのに葉物がないのはあまりにも寂しかったのですが、これがどうして、もやしが十分に葉物の代役をこなしてくれます。むろん、彩りなどの面では見劣りしますが、瑞々しいしゃきしゃき感と、癖のない素朴な味がシンプルな水炊き鍋はぴったりです。

 

もともともやしは鍋に入れる食材ですからマッチして当たり前なのですが、脇役のイメージが強く、葉物があるときには買っていませんでした。

 

しかし、鍋の主役として申し分ない存在だと知りました。

 

「もやしと、もやしを生産して下さっている方々に感謝だね」

そんな話を妻としながら、熱燗を楽しみました。

 

ただ忘れてはいけないのが、価格が高騰しているからといってあまりにも敬遠してしまっては、生産農家の方や業者さんが困ってしまいます。

 

無理のない範囲で食べたいときには高騰している野菜も買いたいものです。

 

今度そんな話を我が家の財務省に打診しようと密かに思うのでした。

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